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【 海外情報 】 中国製の互換品(クローン)トナーカートリッジには汚染物質が含まれている?
お客さま各位
いつも弊社製品をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、海外の情報誌で発表された、トナーカートリッジ関連のニュースを紹介させて頂きます。
” 中国製の互換品(クローン)トナーカートリッジには汚染物質が含まれている? ”
ヨーロッパのある再生メーカーが中国製の互換品(クローン品)のレーザープリンター用のカートリッジを無作為で選択し、中立のテスト機関でテストしました。焦点は、危険物質の使用を制限する規定(RoHS)に準拠しているかどうかという点でした。
ある有力企業の販売する互換品(クローン)のカートリッジ(HP17Aと26X)は、共に特に問題を起こす難燃剤のDecaBDE(デカブロモジフェニルエーテル)の高濃度の含有が確認されました。
テストしたサンプルからは規定値の1,000mg/1kgに対して、HP26Xの互換品(クローン)には5.7倍、HP17Aの互換品(クローン品)には14倍のDecaBDEが含有されていました。 この物質は体内に蓄積されやすく、生物に蓄積され、胎芽の発育に長期的に悪影響を与えるのではないかと疑問視されている物質です。
EUではこの物質は“POP”(持続的な有機汚染物質)として分類されているものです。 さらに、DecaBDEはECHA(欧州化学機関)によってSVHCのリストに掲載されている物質です。
並行して、OEMの17Aと26Xもテストされましたが、含有量は5mg/kg以下で、結果として許容範囲の1000mg/kgより相当に低い値であることも確認されました。 “プリンターカートリッジの再生メーカーはOEMのプラスチック筐体を再利用しますから問題はありません。”
※参考資料:『Digital Imaging Magazine 5-2018』
このように海外では、トナーカートリッジ本体の材質にも注目されています。中国製の互換品(クローン品)のような、安価なカートリッジは有害な成分を含む材質で構成されている可能性があります。これらは、人体や環境に悪い影響を及ぼす危険があります。
弊社で再生・販売しているトナーカートリッジには、こういったクローン品ではございませんので、安心してお使い頂けます。